ART BORN HIROSHIMAの8階で活動するヤマモト マサル個展 あなたしか知らない空想の物語「NO MATTER×SF」が9月27日(土)~10月10日(金)までART BORN HIROSHIMA3階個展会場にて開催します。
ヤマモト マサル
2000年、広告制作を生業にした「AFROG DESIGN UNIT」を設立し、現在に至る。主にデジタル技術を駆使した広告プロモーションを手掛ける。2006年、(株)電通西日本と共に手掛けたWEB施策で、世界三大広告賞One Show Interactive広告賞(New York)でファイナリストにノミネートされる。同年、タイムズアジアパシフィック広告賞オンライン部門でブロンズ賞を受賞。その他、広告賞を多数受賞。
作家活動としては、2010年、日常の中の非日常を表現した写真と詩的散文展「NO MATTER 2010」を発表。2011年、暗闇を主役とした写真と映像展「DARK MATTER 2011」を発表。2013年、英国の小さな物語を表現した写真と詩的散文展「NO MATTER × UK」を発表。同年、写真集「NO MATTER×UK」を自主出版。2011年よりPodcast番組Photoralism(風景写真家 荒木則行 運営)のパーソナリティとして活躍。広島芸術専門学校 および 文化服装学院 広島校で16年間ほど非常勤講師を務めた。2021年STRAWBERRY FROG LABORATORYを八丁堀エリアに設立。アトリエ兼研究所に籠もって日々研究に没頭している。2025年ART BORN HIROSHIMA 1Fでカフェを開業し、バリスタとしても活動中。

■今回の個展 あなたしか知らない空想の物語「NO MATTER×SF」について
スペインとフランスの日常の隙間に潜む、誰も気に留めない瞬間を、中判デジタル〈ハッセルブラッド〉で丁寧に撮影し、最高級のジクレー作品として展示します。
写真 × 断片小説——見る人の頭の中にだけ立ち上がる物語のための仕掛けです。
前作「NO MATTER × UK(イギリス)」に続くシリーズ最新作「NO MATTER × SF(スペインとフランス/サイエンス・フィクション)」では、両国で撮影した写真を厳選し、すべての断片小説を SF(サイエンス・フィクション)仕立てで添えました。写真と無関係な断片小説を並置すると、意味づけバイアス(アポフェニア/Apophenia)——本来は無関係な二つにも意味を見いだしてしまう認知バイアス——が無意識に働き、あなたの中だけで物語が生まれます。
検索すればすぐ答えが見つかる時代に、「ここでしか生まれない、あなたしか知らない物語」をどうぞお楽しみください。
最高級ジクレーの仕様
撮影機材:中判デジタルカメラ〈ハッセルブラッド〉
データ階調:16ビット
プリント:12色顔料プリンター/ジクレー出力
用紙:ハーネミューレ ファインアート紙(美術館収蔵グレード)
仕上げ:展示仕様に合わせたプロファイル管理・色校正

